第37章:ジェームスの前では皆が服従する

「シャーロット、抵抗するのはやめろ。今夜は俺に身を委ねるんだ」とルシアンは言った。

そう言って彼はシャーロットを掴み、下心を露わにしてその腕の中へと引き寄せた。

シャーロットはこの瞬間のために体力を温存していた。服は着替えさせられており、護身用に用意していた麻痺薬はもはや使えなかった。

残された力をすべて振り絞り、彼女はルシアンの急所を力いっぱい蹴り上げた。彼が苦痛に顔を歪め、床に崩れ落ちるのを見下ろす。

ようやく、シャーロットは安堵の溜め息をつくことができた。

だが、そこに留まっている暇はない。ルシアンが立ち上がるまでにどれだけの時間が稼げるか見当もつかなかった。もしすぐに回復され...

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